戦争よりも残虐

タンマガーイ寺院の問題:「戦争よりも残虐」
国際連合は敵国の物資補給ラインを断つ、いわゆる兵糧攻めに関し、人道に著しく反する残虐な作戦であるとしてこれを禁じています。
例えばシリアのアレッポの戦い(2012〜2016)では民間人までも巻き込んだ補給ライン断絶作戦が取られましたが、国際連合はこの作戦を解除しない限り、戦争の続行を許さないという警告を出しました。

DSI(タイ特別捜査局)は、戦争ですら許されないはずの物資補給ラインの断絶作戦をタンマガーイ寺院に対して行っており、寺院の僧侶、沙弥、在家信者たちは悲惨な状態に陥っています。

暫定憲法第44条*は、まともな法ではありません。発令者の独断で、制限なく適用できてしまうのです。
病気で出廷できない老僧を逮捕したいが為だけに、施設の出入り口を封鎖し、食料供給ラインを断ち、電話・インターネットによる通信手段をも遮断するという事を許すのはまともな法ではありません。

仏教の弾圧を止め、暫定憲法第44条を破棄して下さい。

(暫定憲法第44条*:第44条の内容は「国の安全保障を脅かす恐れがある場合、行政・立法・司法上のいかなる命令をも出せる」というもので、幅広い解釈・適用が可能な上、政権等の同意を必要とせず事後報告で済む)